FGOイベント「惑う鳴鳳荘の考察」「鳴鳳荘殺人事件」全編公開を終えて
5月20日21時、「鳴鳳荘殺人事件」と銘打った小さな特異点は無事消滅しました。
今回のイベントは、「孤月館殺人事件」の流れを汲む、普段のFGOとは一味違うミステリーを体感することの出来るイベントでしたが、個人的には前回の孤月館よりもストーリーにのめり込むことができました。
まぁ前回のイベント時の記憶も曖昧なので、確かなことは言えませんが、今回のイベントで楽しめた部分を、記憶が鮮明なうちに書き留めておきたいと思い、殴り書いています。
1.イベント期間がコンパクトだった
今回の特異点の条件として「3日間しか持たない」という点が特徴でした。
この3日間というのは現実の時間軸とも寄っていたたため、プレーヤーはテンポ良くストーリーを楽しめたのではないかと思います。
2.ロマンとモリアーティを序盤から絡ませた
このイベントにおいてほとんどのプレーヤーが疑問に思ったであろう点が、ロマンとモリアーティという、本来出会うはずのない2人が当たり前のように会話をしている点です。
ただ、イベント序盤において奈須きのこ先生の「竹箒日記」で「ミステリーだから時間軸的な矛盾も許してね!」的な記述があったため、多くのプレーヤーは「第1部の時点でモリアーティが召喚されていたかもしれないIFである」と解釈しました。
しかし、イベントを終えようとしたまさにその時に提示された事実には唸ったことでしょう。
確かにロマンはずっとモリアーティのことを「コルテス将軍」としか呼んでいなかったんですよね。
ありがとう奈須先生、ありがとうスタッフ陣
3.プレーヤーによる投票で選ばれたストーリーが採用、が本命ではなかった
これぞミステリー、大どんでん返し
前提条件が既に間違っていたと気付かされた時の「ぬわーッ!!!やられたーッ!!!」という、爽快感ともピースが全て埋まった時の気持ち良さは1人一回きりの片道チケットです。
久々に記憶をリセットして読み返したい!!!と思わせてくれました。
4.映画完成のためのピースは序盤に提示されていた
「鳴鳳荘殺人事件」は最終的に「序・破・急」で構成されることとなるのですが、「破・急」に挿入されるのは映画には関係ないと思われていた場面でした。
映画のワンシーンとして、主人公の持つカメラが捉えていた場面を取り入れるという構想、想像はしていましたがまさに想像以上でした。
特に大好きなのがミゲルとガブリエラの出会いのシーン、腰をヤってるおじさんには見えない紳士っぷりでした。
5.ロマンのある終わり方
第3弾も楽しみにしています。あと、原作本買います。